あらゆる電子機器に使用されているACアダプターには、様々な規格があります。見た目はほぼ同じに見えますが、誤った規格の製品を使用すると、機器が壊れてしまったり火災など事故につながってしまったりするおそれがあります。また、そもそもプラグの形状が異なっていては、使用できません。こちらでは、ACアダプターの選び方を解説します。
機器の電圧をチェック
まず、使用機器の電圧(V)を確認してください。使用機器に対してACアダプターの電圧が低ければ機器が作動せず、電圧が高ければ機器の故障の原因となります。
ACアダプターは、使用する機器と同じ数字のものを選ぶ必要があります。例えば、使用機器の電圧が5Vなら5Vを、24Vなら24Vを選択してください。
機器の電流をチェック
電流に関しても、原則として使用機器と同じ数字のACアダプターを選ぶ必要があります。ぴったり同じものが見つからない場合は、使用したい機器の数字よりも大きい数字の製品を選びましょう。例えば、機器の電流が600mAなら1Aのものを、1.5Aの電流なら2Aのものを選択します。万が一、機器に記載されている数字より小さい数字のACアダプターを使用した場合、電流が足りずに機器が損傷してしまったり、火災などにつながったりするおそれがあります。
DCプラグの口径をチェック
ACアダプターのコネクタや機器の差し込み口は、規格が統一されていません。ジャックの方がピンになっているタイプやプラグの方がピンになっているタイプなど、様々な規格が出回っています。
ACアダプターを購入する前に、使用している機器の差し込み口をご確認ください。サイズや形状が異なると接続できず、コンセントに刺さったとしても接続不良による機器故障の原因となります。
極性をチェック
ACアダプターは機器によって、センタープラスのものとセンターマイナスのものがあります。これは「電源をプラスで送るのかマイナスで送るのか」という意味で、極性とも呼ばれています。
センタープラスかセンターマイナスを判断したいなら、機器本体の差し込み口の近くにあるマークを確認しましょう。センタープラスは黒丸が「+」に、センターマイナスは黒丸が「−」につながっています。極性を誤って使用してしまうと、機器が焼けたり破損したりしてしまうおそれがあるため、十分な注意が必要です。
迷ったら汎用ACアダプターを選択しよう
ACアダプターは数多くの種類や規格がありますので、適切な製品の判断が難しいでしょう。また、使用している機器によって適切なACアダプターは異なります。どのACアダプターが適切かわからない場合には、汎用ACアダプターを選びます。多くの汎用ACアダプターは差し替え式のDCプラグを搭載しているため、様々な口径や極性にも対応可能です。汎用ACアダプターは「使用機器が多くてACアダプターを毎回差し替えるのが面倒だな…」「使用機器の電圧や電流がわからない…」という方に、おすすめのアイテムです。
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ACアダプターは規格が統一されているわけではないため、製品によって使える場合と使えない場合があります。ACアダプターの購入で失敗しないためには、使用製品をチェックすることが大切です。特に、使用機器の電圧や電流、DCプラグの口径の形や極性などの確認は忘れないようにしましょう。
使用機器の電圧や電流がわからない場合は、汎用ACアダプターもおすすめです。差し替え式のDCプラグを利用することで、様々な口径の形と極性に対応可能です。また、製品によっては電圧も切り替えられます。
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